まずは「話し合い」から 10/16更新!
こんにちは、行政書士の野口卓志です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、「まずは『話し合い』から」というテーマで書いてみたいと思います。
二人だけの「離婚協議書」にしても、公証役場で作ってもらう「公正証書」にしても、その中に書いてあることは、二人で話し合って決めたことが書いてあるはずです。
ということは、まずは、二人の「話し合い」ができていなければ、書類は作れないということです。当たり前すぎることかもしれませんが、ここは、ちゃんと理解しておきましょう。
「話し合い」のときは…
話し合いを持つときに、ホントに言葉を交わしているだけの話では、時間が経つと、忘れてしまったり、曖昧になったりする可能性があります。アタマの中で覚えていられることには、やっぱり、限界がありますよね。
また、話し合ったことを、お互いが同じように理解しているかどうか…というのも大事なところです。どうしても、自分の方に都合よくとらえてしまう…ということも、あるかもしれません。
「話し合い」で決めごとをするときには、なんらかのメモを取っておくとか、記録しておくといいと思います。そういうものがあれば、記憶にも残るでしょうし、「そうそう、そういうふうに話をした」という感じで、思い出すきっかけにもなるでしょう。
あらかじめ、自分が考えておいたことを、箇条書きやメモ程度でもかまわないので用意しておいて、それをもとに話をしたり、話し合ったことを、そこに書きこんだり…というのもいいと思います。
特に、ちゃんとした「話し合い」をしようと思う、大事なことを決めようと思う、そんなときには、それなりの準備をしておくようにしてください。行き当たりばったりで話をしたり、感情にまかせて話をしてしまうと、あまり、いい結果にはならないかもしれません。
ゼロから話し合うのは、なかなか難しいものです。
あらかじめ、なんらかの「たたき台」となるようなものを用意しておくと、自分のアタマの中も整理できて、ひとつひとつ、ちゃんと説明もできる、そんな状態で、話し合いに臨むことができるのではないでしょうか。
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