備えあれば… 7/20更新！
こんにちは、行政書士の野口です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は「備えあれば…」というテーマで書いてみたいと思います。
これから、相手（夫または妻）へ「離婚」の話を切り出そうとする場合には、その前に、できるだけの準備をしておくことをおすすめします。
もちろん、そんな悠長なことを言ってる場合じゃないケースもあるかもしれません。あくまでも、それぞれのご事情に応じて、ということになりますが…。
これから準備をすることが可能な方については、とにかく、自分自身で、いろいろなことを調べてみることが大事だと思います。幸いなことに、いまは、パソコンやスマホを使い、インターネットを通じて、さまざまな情報を得ることができます。書店にも、多くの本が並んでいます。
たとえば、お子さんがいらっしゃる方であれば、養育費のことは、まず考えるべき問題だと思います。養育費は「いくら？」「いつまで？」といったことから始まり、それに付随するようなことも併せて考えておいた方がいいでしょう。
また、面会交流のこともあります。子どものことについて、これまで、特に問題になることもなく、事細かに決めておく必要がないケースであれば、内容については、それほどこだわらなくてもいいかもしれません。
しかし、何度も申し上げますが、ご事情は本当にさまざまです。面会交流のことについて、できるだけ細かいところまで、きっちりと決めておきたい、そうしないと安心できない…、心配がある…、そうした方も少なくないのではないでしょうか。
その他にも「財産分与」「年金分割」「慰謝料」など、よく目にするものもあります。
お住いにしても、賃貸住宅にお住いの方もいらしゃれば、土地を購入し、家を建てて、住宅ローンが残っていて…という方もいらっしゃるでしょう。住まいについては、いろいろ複雑な関係があったり、難しいケースも少なくありません。
とにかく、それぞれのご夫婦（お子さんをはじめ、親族の方まで含めて考えると）のご事情は、本当にさまざまです。上に書いたようなことは、ほんの一部です。
決して、型にはめて考える必要はありません。大切なのは、それぞれのご事情に応じて考えることです。
決めごと（約束）をしておいた方がいいと思うこと、口約束だけではなく、ハッキリとした明確な証拠を残しておきたいこと、そうしたことについては、「離婚協議書（公正証書で作る）」など、きちんとした書類を作って残しておくことも考えてみてください。
当事務所では、「離婚協議書」等の作成、「公正証書（離婚、不貞行為の相手方との慰謝料支払契約など）」の作成サポートをはじめ、それらの書類作成にかかわるご相談をうけたまわっています。
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