養育費について 6/27更新!

こんにちは、行政書士の野口卓志です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は「養育費について」というテーマで書いてみたいと思います。

「養育費」の取り決めで大事なことは、たとえば、「いくら(毎月○万円)」、「どんな方法で」、「いつから~いつまで」支払うということを、ハッキリと決めておくことです。

「いくら」というのは、誰かに決めてもらうものではないと思います。経済的なことを含め、ご事情はさまざまなはずです。あくまでも、個々のご事情に応じて、決めることが大事です。どう考えても無理な金額を設定して無理やり(?)合意をしても(させても)、すぐに支払が滞ってしまうようだと、なんのために決めたのか、意味がわからくなってしまいます。

「どんな方法で」というのは、「毎月○万円を指定の銀行口座に振り込んで支払う」というのが一般的かと思います。振込にすることによって、お互いに「支払った」「受け取った」という証拠が残ることになります。現金で手渡しというやり方もあるとは思いますが、その場合には、その都度、きちんとした証拠を残すようにしておかないと、後々に問題になったときに面倒になりかねません。できれば「銀行振込」をおすすめします。

「いつから~いつまで」というのも、明確にしておくべき部分です。満20歳になった月までにするのか、大学等を卒業するときまでにするのか、留年したらどうするのか、浪人したらどうするのか、留学したらどうするのか…などなど、いろいろなことが考えられます。将来のことはわからないとはいうものの、ある程度のことは想定して決めておいた方がいいでしょう。

また、いわゆる「養育費」以外にも、子どもが学生生活を送る上でかかる費用や、病気や事故などのときの治療費・入院費なども、どのように負担するのか、できれば、そういったことも、併せて考えておいた方がいいことだと思います。

ここまで申し上げたことについては、少なくとも、ある程度のことまでは決めておくのが、ふつうだと思います。ただ、ご事情によっては、「ある程度」にとどまらず、考え得る、さまざまな場合を想定して、もっといろいろな細かなことまで決めごとをされるケースもあります。

いずれにしても、すべては、「離婚」に際して、「お子さんのため」に、父親と母親が話し合って決めることです。お子さんが無事に成長していけるように、きちんと決めておくようにしましょう。

もちろん、これからの世の中、どうなっていくのかは、誰にもわかりません。想定していなかったことが起きる可能性もあります。

ものすごく細かなことまで決めてしまって、それに縛られて余裕がない状態にしてしまうのもどうなんだろう…?とも思いますが、あまりにゆるゆるで、本来の目的が達成できないようでは意味がありません。

何度も申し上げますが、ご事情はそれぞれ、さまざまです。「お子さんのために」、可能な限り、お二人で話し合って、お互いに納得して結論を出すようにしたいものです。


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