2016.08.10
カテゴリ：離婚公正証書作成のご相談
離婚ー公正証書を作る 8/10更新！
こんにちは、行政書士の野口卓志です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は「離婚ー公正証書を作る」というテーマで書いてみたいと思います。
これは、「離婚するとき」＝「公正証書を作る」という意味ではありません。わざわざ、公正証書にする必要のないケースもあるでしょうし、逆に、公正証書にしておいた方がいいのではないでしょうか、といケースもあります。
今日は、公正証書を作るケースについて、お話します。
公正証書というのは、公証役場というところで、公証人に作ってもらう書類です。では、具体的に、どういう手順で作っていくのでしょうか？
まずは、当事者であるお二人の「話し合いがまとまっている」ことが基本的な前提条件になります。ご事情はさまざまですが、たとえば、養育費、財産分与、慰謝料、年金分割その他のことについて、お互いに話し合って、約束事ができている状態です。
当事務所では、離婚協議書の「公正証書作成サポート」のご依頼をいただいた場合、まず、その内容を拝見します。このとき、お持ちいただく（※メールでのやり取りも可能です）ものは、所定の様式は特にございません。箇条書き程度のものでも大丈夫です。
それを受けて、公正証書にするための前段階の「原案」を作成いたします。形は、ほぼ、公正証書の内容に沿うようなものを作ります。当事務所が内容を拝見した段階で、お客様にお尋ねすることが出てくる場合もあります。もちろん、最初のご相談のときから、公正証書の作成にあたり、よくわからないことがあれば、どんな小さなことでもご相談いただいて大丈夫です。
まずは、その作成した原案を、お客様にご提示いたします。お客様には、それをご覧いただいて、ひとつひとつ確認していただきます。そして、修正するところ、追加してほしいこと、削除してほしいところ、そうした部分があれば、ご遠慮なくご指摘いただいて、訂正した原案を作成しますので、再度、お客様にご確認をいただきます。
このように、原案の作成→確認→訂正→確認といった過程を経て、最終的な原案の内容を固めてまいります。一度の確認で済むケースもあれば、何度かの訂正→確認が必要になるケースもあります。このあたりは、お客様の話し合われた内容や状況によります。ご事情は、本当にさまざまです。
実際に、一度で済んでスムーズに次の段階へ進められるケースもあれば、時間がかかるケースもあります。いずれにしましても、最終的な原案が固まったら、当事務所が公証役場へ出向き、公証人と打ち合わせをいたします。このときに、お客様が公証役場へ出向かれる必要はございません。
その後、公証人が、実際の公正証書の原案を作成してくれますので、それが出来上がってきたら、お客様にご確認をいただく前に、当事務所で確認させていただきます。公正証書は法的な効力を持つことになる文書です。やはり、そこには、独特の表現であったり、言葉の言い回しなどが出てきます。それらを含め、当事務所が確認をさせていただき、問題がないと判断したものを、お客様にご確認いただきます。
「お客様のご確認」ですから、この段階で、修正・削除・追加などをすることは、もちろん可能です。ご不明の点などを含め、どんな小さなことでも、何度でも、お問合せ・ご相談をうけたまわります。
それらも終わり、問題がなければ、公正証書の原案が確定します。後は、いつ、公正証書を作成するかです。
これには、当事者であるお二人ともが公証役場へ出向くことができるのか、それとも、お一人は出向くけど、もうお一人は行けないので代理人を依頼するのか、あるいは、双方とも出向けないので、二人とも代理人を依頼するのか、それらによって、手続きも変わってきますので、ここで詳しく書くことは省略します。
途中までですが、おおまかに言うと、だいたい、こうした流れで進めてまいります。具体的なこと、詳しいことにつきましては、お電話かメールでお問合せ・ご連絡ください。
当事務所では「離婚協議書」の作成、「公正証書」の作成サポート、そのほか「離婚」についてのご相談をうけたまわっております。また、戸籍謄本などの書類を取り寄せるお手伝いもさせていただきます。一般的なこと、ささいなことでもかまいません。気になること、お知りになりたいことなどがございましたら、ご遠慮なく、お問合せ・ご連絡ください。
お問合せ・初回相談は無料です。
ご相談の秘密は厳守いたします。
どうぞ、安心してご相談ください。
◆ご連絡・お問合せ先
離婚協議書は野口行政書士事務所
☎ 052-265-9300
受付時間：毎日 午前9時～午後9時
※土日祝日も受け付けています。
※メールは２４時間→
a:923 t:1 y:0