書類にしておくことが重要です 3/28更新!

こんにちは、行政書士の野口卓志です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、「書類にしておくことが重要です」というテーマで書いてみたいと思います。


離婚をすることが決まれば、お互いに、そこから先の人生のことを考えて、いろいろなことを話し合われることと思います。ご事情は、本当にさまざまです。ご夫婦(ご家族)の数だけ、ご事情があるでしょう。

話し合いも、いろいろな理由から、なかなか前に進まないこともあるかもしれません。でも、本当にどうしようもないご事情がある場合を除いては、できるだけのことを、お互いに話し合って決めておいてください。そのときは、後で話し合えばいいと思っても、現実はなかなか難しいケースが少なくないようです。

お互いに話し合って決めたことは、書類を作って残しておきましょう。簡単なメモ程度のものから、公証役場で作る公正証書まで、書類と言ってもいろいろありますが、とにかく、なんらかの書類を作っておかれることをおすすめします。

できるだけ不安のないような形で、新しい人生をスタートさせるためにも、その時点でのケジメをしっかりとつけておくようにしたいものです。そのために、また、そうした部分をケアする(手当てする)ためにも、書類を作って残しておくことが大切です。

たとえば、小さいお子さんがいらっしゃるご夫婦(ご家族)の場合、子どもの養育費のことが考えられます。金額、支払方法など、細かなことを決める必要があるでしょう。金銭の支払が発生するケース、一括払いではなく分割払いになるケース、支払期間が長期間にわたるケースにおいては、特に、公正証書の作成をおすすめします。これは、ずーっと先の方に、「もしかしたら…強制執行(?)」ということを想定したものです。

また、人間、時間が過ぎれば、やっぱり、忘れてしまうこともあるでしょう。記憶があいまいになることもあるかと思います。人間は忘れてしまう生き物だということを前提に、きちんと書類を作ること、その書類に書いてあることをお互いが確認したことを、「確かな証拠」として残しておきましょう。

将来、問題になるようなことは、なにも起きないかもしれません。でも、起きるかもしれません。どうなるかは、いまの時点では、誰にもわからないのです。「確かな証拠」が残っていれば、なにかがあったときには、きっと役に立ってくれると思います。あるいは、なにかが起きなくするような予防的効果(?)もあるかもしれません。

書類を作るのは、決して、一方のためだけではありません。二人で話し合って決めたことを、はっきりと、しっかりと、ひとつひとつ記載して、確認することで、そこに書かれていることがすべてであり、それ以上のことは無いし、それ以下のことも無いということを、お互いに確認するためのものでもあるのです。

きちんとしたケジメをつけるためにも、ぜひ、書類を作って残しておくことをお考えになってみてください。


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